高齢者向け住宅には、様々な種類があります。年齢や病気の有無はもちろん、暮らし方や利用方法などを検証して、住む方にとって毎日が快適で幸せに過ごせる住宅を選ぶようにしましょう。
高齢者向け住宅を探す時は、まずは、4つのポイントから必須条件や希望条件を洗い出すことをおすすめします。多くの高齢者向け住宅から探し始める前に、先に条件を洗い出してみることで検討する範囲を絞り込むことができます。また、入居して身体状態が変化した場合も長く住み続けることができるところなのか、介護度が重くなった場合には住み替えを考えるのかなど、資金計画や必要なサービスも考慮に入れて選ぶようにしましょう。
高齢者向け住宅を利用する場合、介護サービスを受ける際は、介護保険制度についての知識を持っておくようにしましょう。介護保険は、介護が必要な高齢者を社会全体で支える仕組みで、40歳になると国民の全員が加入しています。介護サービスが使えるようになるのは、原則的に介護や支援が必要と認定された65歳以上の方です。介護保険が適用されると、サービスの自己負担額は全体の1割となりますが、収入などによっては2割負担の場合もあります。介護保険法は3年ごとに改正され、年々負担額も改正されているため、最新情報を知っておくことが大切です。また、介護保険制度には自己負担額を軽減できる制度もあるため、介護が始まった場合は、合わせて確認しておきましょう。
高齢者向け住宅や介護施設は、運営主体、目的や入居条件によって、様々な種類があります。その種類は、大きく分けると『介護保険施設』と呼ばれる、社会福祉法人や自治体が運営する公共型の施設と、民間事業者が運営している施設があり、更にその中で役割に応じて細かく種類が分かれています。
“要介護”状態の方を対象とした施設
“自立”状態の方を対象とした施設
高齢者向け住宅には、さまざまな種類があります。それぞれの詳しい詳細については、住み替えの高齢者向け住宅のページを是非ご覧ください。高齢者向け住宅は、住まい方やサービス内容が一般的な修宅探しとは異なるため、探し始めるときは戸惑いも少なくありません。
まずは、高齢者向け住宅の種類や国や自治体の介護制度などを理解するためにも、不動産会社にご相談されてみることをおすすめします。より良い住まいが見つかり、末永く快適に生活されることを願っています。